個性を活かした働き方

2019年08月13日 寺澤 晶子

こんにちは。ネコのような性格の寺澤晶子です。

先日、電話相談をされている方向けに、「コーチングと相談活動」という
テーマで講演をさせていただきました。

コーチングという名前は、もう随分知られているようですが、
学んだことがあるという方は、少数でした。

コーチングの2つのスキルをお伝えし、体感していただきました。
今では、企業の管理職研修、社員研修などでも取り入れられており、
スポーツや教育・子育て、家族との関係、婚活などにも、大いに役立てられています。

電話相談は、顔の見えないコミュニケーション。とっても難易度の高い
お仕事だと思います。
対面ですと、顔が見えますから表情や態度、しぐさなどから、
シグナルが出ますが、電話ですと、言葉だけが頼りとなります。
熱い気持ちを持ち活動されているみなさん、真剣にワークに取り組まれていました。

コーチングは、空気が暖まり、人に優しくなれるコミュニケーションスキルだと
改めて感じました。元々は、アメリカで、社会的に成功されていた方々のコミュニケーションスタイルを体系化したものと言われています。

相談活動においても、もちろん役立つので、カウンセリングなどにも活用されています。

個性を活かすコミュニケーション

日頃、若年無業者の話を聴いていると、

「人と話すのが苦手です」

「自分が、何に向いているか分かりません」

「やりたいことが分かりません」

これがよく言われる3つの言葉です。2つめ、3つめに関しては、とても深いことで、今回は語ることを控えますが、1つめの「人と話すのが苦手」という点について、お話ししたいと思います。

これは、経験不足から来る自身の無さか、とっても嫌な経験をしたか、のどちらか又は両方という方が多いと感じています。「上手に話さなきゃ」とか、「会話を続けなきゃ」とか、「何を話したらいいかわからない」といったところでしょうか。

そもそも、コミュニケーションは話すだけでは、ありません。もう1つありますよね。

そうです。「聴く」です。

話すのが苦手な方は、まずは人の話を聴くことから始めてみるといいです。そして、ただ聴くだけでなく、聴いてるよ!というアクションを起こす。「うなずく」とか、「あいづちをうつ」とか、「目を合わせる」とか、そういうことでいいのです。

それだけで、話している方は、「聴いてもらっている」と感じ、気持ちよく話すことができるし、あなたと話すことを楽しく感じてもらえるでしょう。

何のためのコミュニケーション?

そして、そもそも「人と話したいと思っているのか?」ということが、一番大事なところになってくると思います。

人と一緒にいたり話したりすることが大好きという方は、全く問題ありません。

ただ、私みたいに、「はたらく診断」の交流性が0の方や、それに近い方は、「たくさんの人といるより、一人でいることの方が落ち着く」タイプです。ですので、大人数のところでコミュニケーションをとって交流するということは、個性に合わない訳です。

でも、目的があったり、好きなことや興味のあることだったりすれば、人と話すことはできるのです。

大切なことは?

何が伝えたいかというと、人と話したい・関わりたいと思っていないのに、何かを気にして、無理に話すというのは、エネルギーを無駄に使ってしまうということです。

でも、例えば、「仕事をする上でのコミュニケーションスキルを身につけたい」とか、「人と仲良くなりたい」「仲間を作りたい」とか、そういう目的があって、苦手だけど、人と話すことにチャレンジしたいというのは、前向きな動機があり、チャレンジしていく価値のあることだと思います。

個性を知った上でのコミュニケーション

自身の得意不得意を知ったうえで、人とどんな関係を築いていきたいかをまず描くことから始めてみるといいと思います。

世間で言われているコミュニケーション上手な人のイメージにとらわれず、「自分が輝ける」コミュニケーションスタイルを身につけていけるといいですね。コミュニケーションは、得意でないけど、絵を描くことは好きとか、物作りが好きとか、音楽が好きとか、好きなことで、コミュニケーションを作り出していくのも自然でいいですよね。

今回もお読みくださり、ありがとうございました。まだまだ暑いので、どうぞご自愛くださいませ。

寺澤 晶子

大学卒業後、フリーター、アパレル販売員経験後、民間人材ビジネス会社に勤務。派遣スタッフと企業とのマッチングや研修講師に従事。結婚出産後、子育てと介護の両立のため、自身の働き方を模索。2014年より、現在の名古屋市自立支援ステップアップ事業(若者の自立や就労準備支援)に従事。2016年一般社団法人日本ダイバーシティ推進協会理事就任。2017年はたらく窓口事業を立ち上げる。現在は、個性分析を活かした働き方の提案や自立へむけた応援をしている。 http://hatamado.jp/