キャリアコンサルタントとしての働き方

2019年02月26日 YUKI

キャリアコンサルタントの仕事の一例を紹介

みなさまはじめまして。 YUKIと申します。 ただ今、某公共機関にてキャリアコンサルタントとしてお仕事をさせていただいております。

このサイトをご覧いただいている方はキャリアコンサルタントとして各方面でご活躍中でしょうか?これから資格を取ろうと勉強をされているのでしょうか?それとも、資格はあるけれど今は別のお仕事をされているのでしょうか? もしかすると、偶々このサイトを見つけて、偶々興味を持って見てくださっている方もいらっしゃるかも知れませんね。

キャリアコンサルタントとしての仕事は多岐にわたり、色々な場面で力を発揮できる可能性を秘めた素敵な仕事だと私自身は思っております。 今回は、多岐にわたる仕事・・・の一例として、私が現在行っている仕事の内容を少しご紹介させていただきますね。

公共機関での仕事

私は某公共機関で働いていると先に書きましたが、具体的に行っているのは 生活保護者、生活困窮者、ひとり親家庭のキャリア支援となります。 事務所に相談にいらした方のキャリア面談をすることもありますが、週に1~2回は担当している市役所の部屋をお借りして、支援対象者の個別面談を行っております。

話が前後してしまいますが、私が担当している地域は交通の便がとても悪い地域となります。生活するには車は必須で、家族一人一人が車を持っていてもおかしくないくらいの地域です。公共交通機関と言えば、一時間に一本あるかないかの単線の電車か、これまた一時間に一本あるかないかのバスのみです。 とても不便な地域というのは何となく想像がつきますでしょうか?

実際に描いていた仕事のイメージとのギャップ

実は、生活保護世帯は車の所持が認められません。 皆が駅前に住んでいるとは限らず、面談をするにはその地域の自治体に来るのが精一杯の方がほとんどです。 電車とバスを乗り継いできてください。というのはとても難しく、市役所に来るのがなんとか。という状態の方ばかりなので、自ずとこちらから出向いていくようになると言う訳です。 そこでの相談内容は、私がキャリアコンサルタントになろうと思っていた時に描いていたイメージとは全く違うものです。

学校に通って勉強しているときは、キャリアコンサルタントの仕事は綺麗なオフィスの中で、転職に悩んでいるクライエントの相談に乗る。と言うものを想像していました。

「今日はどうされましたか?」「実は、転職をすべきかどうか悩んでいまして・・・」みたいな世界が続いていくのでは。と貧困なイメージを持っていたのです。

自発的に相談に来る方ばかりではない

それがどうでしょう。現在のクライエントは上記の方々になるので、自発的に相談にくる方というのは皆無。ケースワーカーに言われて仕方なく来た。という人、もしくは、自立支援施設の担当者に連れられて、良く分からないけど来てしまった。という方ばかりです。

当然、最初はやる気のなさを前面に出す人、不機嫌さを身体一杯に出す人、一言も喋らない人もいらっしゃいます。 そのような方々と相対する事になった時、正直最初は凄く不安で、自分に務まるのだろうか?という気持で一杯でした。

キャリアコンサルタントはやりがいのある素敵な仕事

それが今ではこれこそ天職!と思いながら仕事に取り組めているのですから不思議なものです。 (機会があれば仕事の内容の幾つかをそのうち紹介させてくださいね) この仕事をするようになり、キャリアコンサルタントの仕事は相手が誰であれ、どのような境遇であれ、目の前のクライエントの言葉をしっかりと聴き、受容・共感・一致していけばクライエントの意味を見つけることができる仕事だと日々実感しているところでもあります。

何年も仕事をしていなかった人が、自身のキャリアを振り返り、就労に向けてスイッチが入ったな。という眼差しを見せる瞬間。

どうせ採用になんかならないよ!今のままでよいよ!!と嘯いていた人が、採用となり働くようになったら別人のように精悍な顔立ちになった事。 そんな場面に立ち会うことができる喜びは、仕事である以前に一人のキャリアコンサルタントとして、人間として、格別なもので何度体験しても毎回胸が熱くなります。 そういった事からもこの仕事はやりがいのある、素敵な仕事だな。と改めて感じると共に、毎回身の引き締まる思いでカウンセリングをさせていただいております。

YUKI

OAメーカーのサービス部門子会社にて25年。主にお客様サービス対応に従事。所謂、中年の危機を経ての退職と前後して、人の話を聴くことを仕事にしたいとキャリアコンサルタントの資格を取得。現在は公共機関のキャリアコンサルタントとして主に生活保護受給者、生活困窮者、ひとり親世帯の就労支援を担当している。