自己肯定感を高めて自分らしい生き方を!

2019年02月06日 名古屋 才子

学生の就職支援や、一般の方々の仕事の悩みや転職のご相談を受けていると、共通して「自己肯定感が低い」方が多いと感じます。 就職支援の現場では、以前は「履歴書や職務経歴書が書けないから支援して欲しい」という方が多くいらっしゃいましたが、最近は「何をやりたいのか、何ができるのかもわからない」と応募活動自体ができないという方が増えているようです。 「自己肯定感」が低いと、「自信がない」「自己否定してしまう」といったように、なかなか最初の一歩を踏み出すことができなくなってしまいます。 そこで今回は「自己肯定感」を高めるための方法をいくつかご紹介します。

ありのままの自分を認める

今までの経験で上手くいったことも上手くいかないこともあるでしょう。結果の良し悪しにこだわる前に、そればかりで判断してしまわず、まずは行動できた自分、意思決定できた「自分を認める」ようにしていきましょう。 苦手なことやできないことは、これからの課題である「進化ポイント」と捉え、常に自分に〇をつけるようにしていくのです。 それを習慣化していくことで、少しずつでも自分を肯定できるようになれるはずです。

とは言っても、「ありのままの自分を認める」ことは容易ではないかもしれません。 ご相談を受けていると、ご自身で「自己肯定感が低い」と思っていらっしゃる方の中には、真面目で自分に厳しいため、素直に頑張っている自分を認められない場合が多く見受けられます。

別の見方に置き換えてみる

そのような時には、自分の気になる点を別の視点から捉えてみましょう。 気になっているところや欠点を「長所」や「強み」と捉えてみるのです。
よく長所と短所は背中合わせと言われます。これは、人によってものの見方や感じ方が異なるため、別の角度から物事を見たり、解釈を変えたりすることで長所にも短所にもなり得るということです。 見方を変えることで、誰もが潜在的に持っている能力や資質に「フタ」をせず、意図的にポジティブに捉えられるようにしていくことができます。

例えば、「短気」は短所に捉えられがちですが、逆の視点から見ると「決断が早い」と解釈ができます。 思考面だけでなく行動面でも、 「パワハラで仕事を辞めてしまった」のは「自分を守るためで仕方がないこと」と自分を責めないように置き換えることもできます。 「自分には欠点しかない」「自分はダメだ」と嘆かずに、思考の転換で別の視点から捉えることをしてみませんか?

今日頑張ったことを「見える化」する

なかなか思考の転換ができない場合は、日々の生活から「自分の行動を振り返る」という方法があります。一日の終わりに、「今日頑張ったこと」や「今日できて嬉しかったこと」などを、一日1つでも良いので書き出してみてください。

どんなことでも良いのです。特別なことではなく、「今日、美味しいコーヒーが淹れられた」「読書が30分できた」など、始めは生活の中で少し頑張れたことに焦点を当てていく方が良いでしょう。「できなかったこと」や「嫌なこと」に目を向けるのではなく、敢えて「頑張ったこと」や「心地よく感じられること」に目を向けていくようにします。 段々と自分の良い点に目を向けられるようになったら、2つ、3つと増やしていくのも良いでしょう。

このように「頑張ったこと」を一日1つ書き出し、「見える化」することを続けていくと、 時間の経過とともに「こんなこともできるんだ」「結構頑張っているかも」と少しずつ前向きになれる自分に出会うことができます。 簡単な方法なので、まずは一日1つから始めてみてください。

視点を「私」から「公」へ

ここで皆さんに質問です。

「あなたを応援してくれている人は誰ですか?」

皆さんは、この質問にすぐに答えられましたか? 最後に、自分で自分の気持ちを高める方法です。 どうしても前向きになれない・・・そんな時は、自分を応援してくれている人やいつも気にかけてくれる人の存在を思い浮かべてください。いつも自分を見守ってくれている人は誰でしょう?その人のために・・と考えるだけで、少しの勇気や活力が湧いてきませんか?

「あなたが気にかけている人は誰ですか?」

さらに自分を応援してくれる人の有り難さに気付くと、今度は自分が「誰かの役に立ちたい」と思えるようになりませんか? 「私」のみに意識を向けるのではなく、「公」により意識を向けられるようになると、人の役に立っていることで幸福度が増し、自分らしく前向きに生きられるようになります。

あなたの捉え方次第で、行動が変わります
自分の環境を整えるのはあなた自身です


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名古屋 才子

国家資格キャリアコンサルタント 大学卒業後、高校教員として勤務。結婚後は講師職やメディア業界での営業、企画に携わる。幅広い年代の生徒、保護者や女性の育成、相談に関わる一方で、自身のキャリア形成に苦慮したことから、キャリアコンサルタントを目指す。資格取得後は大学(理系)でのキャリア支援業務に就き、新たな一歩を歩み出す。現在に至るまで大学、高等学校、公的機関、企業、所属するNPO法人等で若年層、中高年層に寄り添った支援に取り組んでいる。 2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格) CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー) https://ameblo.jp/champagne-pink310/